「北国からの贈り物」は顧客満足度100%を目指す(6)
2010/09/06
■第6回 メール対応はお店の真心、質問でキャッチボール
Eコマース戦略研究所 加藤敏明(北国からの贈り物 代表)です。
前回に続いて、「メール接客」がテーマです。
実際の受注業務の他にも、お客様はプレゼント応募、メルマガ登録などさまざまなご用件でメールをくださいます。それぞれきちんと対応していかなくてはなりませんが、もっとも重視すべきなのは、「お問い合わせ」に対する対応です。
ネットショッピングが一般的になってきても、実際の店舗から比べれば、やはり、分かりにくい点もありますし、不安もあります。そこで、「お問い合わせ」されるわけですが、購入経験が少ないお客様の場合、問い合わせの内容が非常にあいまいであったり、質問のきっかけが断片的であったりします。それに対して、お店は100%の回答が求められる訳ですが、ここでできる限り、真剣に対応することが肝心です。
では、具体的には、どうしたらいいのでしょうか?
それは「質問でお客様の真意を引き出すこと」です。
例えば、お客様から「1週間後につきますか?」というお問い合わせに対して、「可能です」と終わりにしてしまうのではなく、「それはご贈答品でしょうか?」という質問を返し、より正確に、お客様のニーズを把握することがあります。この場合、1週間以内に届くことが重要なのか、1週間後の特定の日付に配達されることが重要なのかによって、実は実際の配送が異なります。
こうした細かい指示は、なかなか1回のメールでは分からないものです。そこで、お客様の時間が許す場合は、質問を投げかけ、本当に必要とされるサービス内容を見つけていきます。私たち「北国」はこれを言葉のキャッチボールと呼んでいます。ネットショップは実店舗がない分、どうしても、受け身になりがちですが、それだけにお客様からのアクション1つ1つを大事に受け止め、積極的に言葉を返していくことにしているのです。
このように、1つ1つのお問い合わせに答えていくのはとても大変ですが、こうした積み重ねがお店の信頼を作ります。
「あのお店は、細かいことまで面倒くさがらず、相談に乗ってくれた」
そうした経験が信頼性につながり、お店のファンを育てるのです。
メール対応を充実させるためには、ネットショップ全体でのシステム化が必要です。
「北国」では、細かいメール対応を行うために、専任のメール対応スタッフが常時、2名おり、お問い合わせから5分以内の回答を心がけています。
さらに、通常のメーラーでは、多数のメール対応に限界があるので、データベース型のASPメーラーを導入し、顧客データベースと一体化し、担当者の引き継ぎ、顧客履歴の検索などが手軽にできるようにしました。こうしたシステム化が、スタッフをより密度の高いメール対応に専念できるようにしているのです。
さらに、通常のメーラーでは、多数のメール対応に限界があるので、データベース型のASPメーラーを導入し、顧客データベースと一体化し、担当者の引き継ぎ、顧客履歴の検索などが手軽にできるようにしました。こうしたシステム化が、スタッフをより密度の高いメール対応に専念できるようにしているのです。
こうした会社ぐるみでお客様と向き合う姿勢が、「真心」となってネットショップを育てていくのです。
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★笑顔と真心のネットショップ 〜「北国からの贈り物」は顧客満足度100%を目指す。
-筆者紹介-

加藤敏明
株式会社北国からの贈り物 代表取締役
(http://www.kitaguni-net.com/)
Eコマース戦略研究所 代表パートナー
(http://www.ecsi.jp/)
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